「ワンピース」に登場する数々の名刀の中でも、海軍大将・藤虎(イッショウ)が愛用する「やくざ火線」について、その詳細をご存知でしょうか。
この刀の読み方や位列、そしてなぜ鎖国国家ワノ国の刀が海軍大将の手に渡っているのか、多くの謎がファンの間で議論されています。
この記事では、コミックスのSBS(質問を募集します)で明かされた公式情報から、最上大業物の一覧、そして「やくざ火線」にまつわる深い考察まで、あらゆる情報を網羅的に解説します。
最後まで読めば、「やくざ火線」に関するすべての疑問が解消されるでしょう。
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【結論】ワンピースの「やくざ火線」とは?藤虎が持つ最上大業物
「やくざ火線」とは、人気漫画「ワンピース」に登場する海軍本部大将・藤虎(イッショウ)が所有する刀のことです。
その正体は、世界でも最高位にランク付けされる名刀の一つであり、物語の重要な設定にも関わっています。
やくざ火線の読み方は「かせん」
この刀の名前「やくざ火線」の読み方は、「やくざかせん」ではなく「かせん」です。
少し特殊な名前ですが、公式でこのように明記されています。
持ち主は海軍大将・藤虎(イッショウ)
「やくざ火線」の現在の持ち主は、海軍本部大将の藤虎(イッショウ)です。
彼は盲目の剣士でありながら、この刀と「ズシズシの実」の能力を組み合わせて、重力を自在に操る驚異的な戦闘力を発揮します。
位列は世界に12本しかない「最上大業物」
「やくざ火線」は、刀の格付けである「業物」の中でも、最高ランクに位置する「最上大業物12工」の一本です。
世界にわずか12本しか存在しないとされる、まさに伝説級の名刀と言えるでしょう。
刀の種類は刀身を杖に隠した「仕込み杖」
この刀は、刀身が杖の中に隠されている「仕込み杖」という特殊な形状をしています。
藤虎が普段、杖として使用しているものが、戦闘時には恐るべき斬れ味を誇る最上大業物へと姿を変えるのです。
やくざ火線の公式設定はコミックス109巻SBSで判明
「やくざ火線」に関する詳細な情報は、長らく謎に包まれていましたが、コミックス109巻のSBS(質問コーナー)にて、作者の尾田栄一郎先生自らによって初めて公式に語られました。
読者の質問と尾田先生の回答まとめ
コミックス109巻のSBSでは、読者からの「藤虎の刀の名前と位列を教えてください」という質問に対し、尾田先生は以下のように回答しています。
「最上大業物の1本です!名前は『やくざ火線』という“仕込み杖”になります。直刃、切刃造り、ワノ国の風月貴三郎作の名刀です。」
この回答により、名前、位列、種類、そして作者までが一気に明らかになりました。
作者はワノ国の刀鍛冶「風月貴三郎」であることも明らかに
特に重要な情報として、「やくざ火線」がワノ国の刀鍛冶「風月貴三郎(ふうげつきさぶろう)」によって作られたことが判明しました。
ワノ国は世界政府非加盟の鎖国国家であり、その国の名刀がなぜ海軍大将の手に渡っているのか、新たな謎を生むことになりました。
現時点で判明している最上大業物の一覧
「やくざ火線」を含め、作中で存在が確認されている「最上大業物12工」はごくわずかです。
現時点で判明している名刀を一覧で紹介します。
刀の名前 | 所有者 | 備考 |
---|---|---|
夜(よる) | ジュラキュール・ミホーク | 世界最強の黒刀 |
初代鬼徹(しょだいきてつ) | イーザンバロン・V・ナス寿郎聖 | 五老星の一人が所有する妖刀 |
むら雲切(むらくもぎり) | エドワード・ニューゲート | 元四皇・白ひげが愛用した薙刀 |
エース | ゴール・D・ロジャー | 海賊王が所有していたとされる刀 |
やくざ火線(かせん) | イッショウ(藤虎) | 海軍大将が所有する仕込み杖 |
ミホークの黒刀「夜」
世界最強の剣豪である”鷹の目”ジュラキュール・ミホークが所有する十字架の形をした巨大な黒刀です。
その圧倒的な破壊力と美しさは、最上大業物にふさわしい風格を持っています。
五老星ナス寿郎聖の「初代鬼徹」
世界政府の最高権力である五老星の一人、イーザンバロン・V・ナス寿郎聖が所有する刀です。
ゾロが持つ三代鬼徹と同じ鬼徹一派の最高傑作であり、凄まじい妖気を放つと言われています。
白ひげの薙刀「むら雲切」
かつて四皇として君臨した”白ひげ”エドワード・ニューゲートが愛用した巨大な薙刀です。
彼の「グラグラの実」の能力と合わさり、世界を揺るがすほどの力を発揮しました。
ロジャーの愛刀「エース」
伝説の海賊王、ゴール・D・ロジャーが所有していたとされるサーベルです。
その名前は、後に彼の息子につけられる名前と同じであり、ロジャーにとって非常に大切な刀であったことがうかがえます。
藤虎の仕込み杖「やくざ火線」
前述の通り、海軍大将・藤虎が所有する仕込み杖です。
ワノ国で作られたという背景が、今後の物語で重要な意味を持つ可能性があります。
ゾロの「閻魔」は最上大業物になる可能性も
現在、ロロノア・ゾロが所有する「大業物21工」の”閻魔”は、持ち主が黒刀に成すことができれば、位列が上がり「最上大業物」になると言われています。
ゾロの成長次第では、最上大業物が13本に増える未来が来るかもしれません。
【考察】やくざ火線に隠された謎|ワノ国産の刀がなぜ国外に?
SBSで明かされた「ワノ国の風月貴三郎作」という事実は、ファンに大きな衝撃を与えました。
鎖国されているはずのワノ国の名刀が、なぜ国外に、それも世界政府側の人間である藤虎の手に渡ったのでしょうか。
いくつかの可能性が考えられます。
刀鍛冶「風月貴三郎」とワノ国の大名「風月家」の関係性とは
ワノ国には、かつて「風月家」という大名家が存在しました。
ヤマトを助けた侍の一人として「風月おむすび」という人物が登場しています。
刀鍛冶である「風月貴三郎」がこの大名家の関係者である可能性は高く、何らかの理由で国を出た、あるいは刀が国外へ持ち出された経緯に風月家が関わっているのかもしれません。
鎖国国家ワノ国の刀が国外に流出した経緯の謎
ゾロが手にした「和道一文字」や「三代鬼徹」も、元はワノ国の刀鍛冶によって作られたものです。
これらは刀鍛冶・霜月コウ三郎がワノ国を違法出国した際に国外へ流出したと推測されています。
「やくざ火線」も同様に、何らかの事件や人物の移動によって、ワノ国の外へと渡ったと考えるのが自然でしょう。
持ち主である藤虎の過去やルーツに関係する可能性
最も興味深いのは、持ち主である藤虎自身の過去との関連です。
藤虎は「世界徴兵」によって大将に特任された人物であり、その出自や経歴には多くの謎が残されています。
彼が自ら両目を潰した理由や、世界政府に対する懐疑的な言動の背景に、ワノ国や「やくざ火線」が関わっている可能性も否定できません。
もしかすると、藤虎の出身地がワノ国と何らかの関わりがあるのかもしれません。
参考:ワンピースに登場する他の「業物」ランク一覧
「ワンピース」の世界には、「最上大業物」以外にもランク付けされた名刀が存在します。
参考として、他のランクの業物についても紹介します。
大業物21工(和道一文字、秋水、閻魔など)
最上大業物に次ぐ位列の刀です。
ゾロが所有する「和道一文字」「閻魔」や、かつて所有していた黒刀「秋水」などがこのランクに含まれます。
いずれも国宝級の名刀ばかりです。
良業物50工(雪走、花州)
大業物に次ぐランクの刀です。
ゾロがかつて愛用し、エニエス・ロビーで破壊されてしまった「雪走」がこの位列にあたります。
業物(三代鬼徹、時雨)
良業物のさらに下のランクです。
ゾロがローグタウンで手に入れた妖刀「三代鬼徹」や、海軍のたしぎが愛用する「時雨」がこのランクに分類されます。
まとめ:ワンピース「やくざ火線」の謎と最上大業物一覧
この記事では、海軍大将・藤虎が所有する刀「やくざ火線」について、その基本情報から判明している最上大業物の一覧、そして刀にまつわる謎までを詳しく解説しました。
コミックス109巻のSBSで多くの情報が明かされた一方で、ワノ国との繋がりなど新たな謎も深まりました。
- 「やくざ火線」の読み方は「かせん」である
- 持ち主は海軍大将・藤虎(イッショウ)
- 位列は世界に12本しかない「最上大業物」の一本
- 刀の種類は刀身を杖に隠した「仕込み杖」
- 公式設定はコミックス109巻のSBSで明かされた
- 作者はワノ国の刀鍛冶「風月貴三郎」
- 現時点で判明している最上大業物は5本
- ミホークの「夜」、ナス寿郎聖の「初代鬼徹」などが該当する
- ワノ国産の刀が国外に流出した経緯は大きな謎である
- 藤虎の過去やルーツに深く関わっている可能性がある
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