ズニーシャとジョイボーイ:ワンピース最大の謎と伏線を徹底考察

人気漫画「ワンピース」には、数多くの謎や伏線が散りばめられていますが、中でも「ズニーシャ」と「ジョイボーイ」というキーワードは、物語の核心に迫る重要な存在として注目されています。

ズニーシャが過去に犯したとされる「罪」とは一体何なのか、そしてジョイボーイの正体や「太陽の神ニカ」との関係、さらには空白の100年やイム様といった存在との関わりなど、多くの謎が読者を惹きつけてやみません。

この記事では、ズニーシャとジョイボーイにまつわる様々な情報を整理し、彼らが物語の中でどのような役割を担っているのか、そしてこれからどのように関わってくるのかを深く考察していきます。

  • 最大50%ポイント還元!実質半額で漫画が読める!!
  • マンガだけでなく小説やビジネス書なども対象!!
  • 期間:2025年05月23日 (金) 00時00分 ~2025年06月05日 (木) 23時59分(日本時間)
目次

ズニーシャとジョイボーイ、その謎に満ちた関係性

ワンピースにおけるジョイボーイの初登場シーン

ジョイボーイという名前が「ワンピース」の物語で初めて登場したのは、魚人島編のことです。

リュウグウ王国の王女しらほしと共に海のもりのポーネグリフを訪れたニコ・ロビンが、そこに記された衝撃的な内容を読み解きました。

そのポーネグリフには、約800年前の人物であるジョイボーイから当時の人魚姫へ宛てた謝罪文が刻まれていたのです。

ジョイボーイは魚人島との間に交わした約束を果たせなかったことを詫びており、いつか自分に代わって約束を果たしに来る者が現れるだろうというメッセージを残していました。

この時点では、ジョイボーイの名前と、彼が過去に重要な役割を担っていたらしいこと、そして未来への希望を託していたことなどが示唆されるに留まりました。

具体的な姿や能力については一切描かれず、その存在は大きな謎に包まれたままでした。

その後、物語が進むにつれて、ジョイボーイは「空白の100年」に実在した重要人物であり、ワノ国やロードポーネグリフとも深い関わりがあったことが明らかになっていきます。

そして最近の展開では、エッグヘッド編にて、古代の鉄の巨人がジョイボーイとおぼしき人物のシルエットと共に会話していた回想シーンが描かれ、彼の存在がより具体的に感じられるようになりました。

このシーンでは、ジョイボーイが巨大なロボット(鉄の巨人)と親しげに話しており、彼の時代にも高度な技術が存在していた可能性が示されています。

また、彼の笑い声である「ニカッ」という音が、ルフィのギア5覚醒時の笑い声と共通していることも示唆されており、両者の関連性を強く印象付けています。

このように、ジョイボーイは断片的な情報として登場しながらも、その度に物語の核心に迫る重要なヒントを残しており、読者の考察を掻き立てる存在となっています。

ジョイボーイの正体と「太陽の神ニカ」との関係は?

ジョイボーイの正体については、長らく謎に包まれていましたが、物語が進むにつれて「太陽の神ニカ」との深い関係性が明らかになってきました。

「太陽の神ニカ」とは、かつて奴隷たちを苦しみから解放したとされる伝説の戦士です。

その姿は、伸縮するゴムのような体を持つと伝えられており、人々を笑顔にする存在として語り継がれてきました。

そして、主人公モンキー・D・ルフィが食べた「ゴムゴムの実」の本当の名前が、動物系ヒトヒトの実 幻獣種 モデル“ニカ”であったことが判明し、ルフィこそが現代に蘇った「太陽の神ニカ」の能力者であることが確定しました。

では、ジョイボーイとニカの関係はどうなのでしょうか。

作中の描写やキャラクターたちの会話から、800年前に実在したジョイボーイもまた、ルフィと同じ「ヒトヒトの実 幻獣種 モデル“ニカ”」の能力者であった可能性が極めて高いと考えられています。

ズニーシャがルフィのギア5覚醒時の心臓の音(解放のドラム)を聞いて「ジョイボーイが帰ってきた」と確信したような描写や、カイドウとの戦いでルフィが見せたニカの姿そのものの戦い方、そして前述の鉄の巨人との会話での笑い声などが、その根拠として挙げられます。

つまり、ジョイボーイは800年前の「太陽の神ニカ」であり、その自由な戦い方で人々を解放し、笑顔にしてきた存在だったのではないでしょうか。

彼が果たせなかった約束とは、世界を笑顔にすること、あるいは抑圧された人々を完全に解放することだったのかもしれません。

また、一部の考察では、ジョイボーイという名は特定の個人を指すのではなく、「太陽の神ニカ」の能力を受け継ぎ、その意志を体現する者の称号のようなものであった可能性も指摘されています。

この説に従えば、過去にも複数のジョイボーイが存在したのかもしれません。

いずれにしても、ジョイボーイと「太陽の神ニカ」はほぼ同一視できる存在であり、ルフィはその意志と能力を受け継ぐ者として、物語の終盤で極めて重要な役割を果たすことが予想されます。

彼がジョイボーイの果たせなかった約束をどのように実現するのか、今後の展開から目が離せません。

ズニーシャの正体と判明している元ネタ

ズニーシャは、1000年以上もの長い時を生きる、途方もなく巨大な象です。

その背中にはミンク族の国「モコモ公国」を乗せており、常に霧深い海をさまよい歩いています。

ズニーシャは象主とも呼ばれ、普通の動物とは異なり、人間と同等かそれ以上の知性を持っていることが示唆されています。

特に、光月家の人間や、万物の声を聞く力を持つ者(ルフィやロジャーなど)とは意思疎通が可能であることも判明しています。

その巨大さゆえに、一度その姿を現せば、周囲の天候すら変えてしまうほどの影響力を持ちます。

ワノ国編では、モモの助の命令により、百獣海賊団の最高幹部であるジャックの艦隊を一撃で戦闘不能に追い込むほどの圧倒的な力を見せつけました。

そんな謎多きズニーシャの元ネタについては、いくつかの説が囁かれていますが、最も有力とされているのが、スペインの画家サルバドール・ダリの作品に登場する「宇宙象」です。

ダリの描く宇宙象は、非常に細長い脚を持ち、背中にオベリスクなどを乗せた幻想的な姿をしており、ズニーシャの特異な外見や、背中に国を乗せているという設定と共通点が見られます。

作者の尾田栄一郎先生が芸術作品からインスピレーションを受けることは珍しくなく、この説は多くのファンに支持されています。

その他の元ネタ考察

ダリの宇宙象以外にも、ズニーシャの元ネタとして考察されているものがいくつかあります。

例えば、インド神話に登場する白い象の王「アイラーヴァタ」です。

アイラーヴァタは神々の王インドラを乗せる聖なる象であり、雲を生み出し雨を降らせる力を持つとされています。

ズニーシャが霧の中を歩き、その巨体で天候に影響を与える様子は、アイラーヴァタのイメージと重なる部分があるかもしれません。

また、旧約聖書の「カインとアベル」の物語におけるカインの運命との類似性を指摘する声もあります。

カインは弟アベルを殺した罪により、地をさまよい続ける罰を受けました。

ズニーシャもまた後述する「罪」によって歩き続ける運命を背負っており、その罰の永続性という点で共通項が見出せます。

これらの説はあくまでファンの考察の域を出ませんが、ズニーシャというキャラクターが持つ神秘性や、背負っているものの重さを暗示しているようで興味深いですね。

ズニーシャが過去に犯した罪とは一体何か?

ズニーシャが1000年以上も歩き続けている理由は、過去に犯した「罪」による罰であるとされています。

しかし、その具体的な罪の内容については、作中ではまだ明確に語られていません。

現在判明しているのは、ズニーシャが約800年前にジョイボーイの仲間であったということ、そして何らかの罪を犯し、「ただ歩くこと」しか許されない罰を受けたということです。

この罪については、様々な考察がなされています。

一つの可能性として、ジョイボーイに対する裏切り行為があったのではないかという説があります。

ジョイボーイは「空白の100年」において、後の世界政府となる20の王国の連合軍と敵対していたと考えられています。

その戦いの中で、ズニーシャが何らかの形でジョイボーイを裏切る、あるいは見捨てるような行為をしてしまったのかもしれません。

エッグヘッド編で登場した鉄の巨人がジョイボーイに謝罪している描写があり、これもズニーシャの罪と関連している可能性が指摘されています。

鉄の巨人もまたジョイボーイの仲間であったとされており、ズニーシャと共に何らかの過ちを犯したのかもしれません。

別の説としては、ズニーシャの罪はジョイボーイの仲間であったこと自体、つまり世界政府に敵対したことそのものが罪とされたのではないか、というものです。

あるいは、ジョイボーイが持つ「太陽の神ニカ」の力を顕現させる手助けをしたことが、当時の権力者たちにとって許されざる行為と見なされた可能性も考えられます。

さらに踏み込んだ考察では、アラバスタ王国のネフェルタリ家の祖先であるリリィ女王が犯したとされる「大失態」とズニーシャの罪を結びつけるものもあります。

リリィ女王は「空白の100年」の直後、ポーネグリフを世界に解き放った人物とされていますが、その行動が結果的に世界に混乱をもたらした(あるいは当時の連合国側にそう見なされた)ために「大失態」と記録されたのかもしれません。

もしズニーシャがリリィ女王と何らかの関わりがあり、その「大失態」に加担していたとしたら、それが罪の理由となる可能性も否定できません。

一部のファンからは、ズニーシャがかつて仲間であった何者かの国や故郷を、意図せずとも破壊してしまい、その償いとして歩き続けているのではないか、という悲しい考察も出ています。

いずれにせよ、ズニーシャの罪はジョイボーイや「空白の100年」の謎と深く結びついていることは間違いなく、物語の核心に触れる重要な情報であると考えられます。

その真相が明らかになる時、ワンピースの世界の歴史認識が大きく覆るかもしれません。

ズニーシャはなぜジョイボーイを待ち続けるのか?

ズニーシャが1000年もの長きにわたり、罪を背負いながらも歩き続けている大きな理由の一つは、ジョイボーイの再来を待ち望んでいるからだと考えられます。

ワノ国編終盤で、ルフィがギア5に覚醒し、「解放のドラム」と呼ばれる独特の心臓の音を響かせた際、ズニーシャはその音を聞き取り、「間違いない…!!」「ジョイボーイが…!!」「帰ってきた!!!(おれ達の目の前に!!)」と歓喜の声を上げていました。

この描写から、ズニーシャはジョイボーイ(あるいはその意志を継ぐ者)が再び現れることを信じ、その時を待ち続けていたことが明確に示されています。

では、なぜそれほどまでにジョイボーイを待ち望んでいるのでしょうか。

一つには、犯した罪からの解放をジョイボーイに託している可能性が考えられます。

ズニーシャは「ただ歩く」ことしか許されていませんが、これは自らの意志で行動することを禁じられているとも解釈できます。

ジョイボーイが帰還し、何らかの「許し」や「新たな命令」を与えることで、ズニーシャはようやく長い苦役から解放されるのかもしれません。

また、ジョイボーイが成し遂げようとしていた「何か」を共に実現するため、という理由も考えられます。

ジョイボーイは「空白の100年」に大きな変革をもたらそうとしていた人物であり、その夢や理想は道半ばで途絶えてしまった可能性があります。

ズニーシャはかつての仲間として、その意志を継ぐ者と共に、ジョイボーイが目指した世界を実現したいと願っているのかもしれません。

それは、抑圧された人々を解放し、世界に笑顔を取り戻すことかもしれませんし、あるいは「空白の100年」の真実を明らかにし、現在の世界の歪みを正すことかもしれません。

ルナーリア族もまた、「いつか来る夜明けの太陽(太陽の神ニカ=ジョイボーイ)」を待ち望んでいたとされており、ジョイボーイの帰還は多くの者にとって希望の象徴であると言えます。

ズニーシャにとってジョイボーイは、単なるかつての仲間というだけでなく、自らの運命を左右し、そして世界の未来を照らす希望そのものなのでしょう。

だからこそ、1000年という想像を絶する時間を耐え抜き、ただひたすらにその再来を待ち続けているのだと考えられます。

彼が再びジョイボーイ(ルフィ)と共に歩み出す時、物語は大きな転換点を迎えることになるでしょう。

ズニーシャとジョイボーイを取り巻く重要キャラクター

ズニーシャとモモの助の特別な絆と「命令」

ズニーシャと光月モモの助の間には、非常に特別な絆が存在します。

モモの助は、ズニーシャの声を聞き、さらにはズニーシャに対して「命令」を下すことができる唯一の人物です(過去には同様の力を持つ先祖がいた可能性も示唆されています)。

この力は、光月家に代々受け継がれてきたものなのか、あるいはモモの助が持つ特異な能力(例えば「万物の声を聞く力」の亜種など)によるものなのか、詳細はまだ不明です。

しかし、この能力によって、モモの助はワノ国編で極めて重要な役割を果たしました。

百獣海賊団の最高幹部であるジャックが、ズニーシャに攻撃を仕掛けてきた際、絶体絶命の状況に陥ったモコモ公国を救うために、ルフィはモモの助にズニーシャに反撃するよう命令するよう促しました。

当初、モモの助はそのような大それたことができるのか戸惑いを見せますが、仲間たちの危機を前に意を決し、ズニーシャに「戦え!!!」と命令します。

その命令を受け、ズニーシャは一瞬の躊躇の後、モモの助の許可を得たとして、その巨大な鼻の一振りでジャックの艦隊を壊滅させました。

この出来事は、モモの助が単なる子供ではなく、ズニーシャという古代からの強大な力を動かすことができる、特別な存在であることを強く印象づけました。

ズニーシャ自身も、モモの助の声を聞いた際に「懐かしい声だ」と感じており、過去の光月家の人物とも同様の関係を築いていた可能性が高いです。

光月家はポーネグリフの作製に関わった一族であり、「空白の100年」の真実を知る上で極めて重要な家系です。

ズニーシャが光月家の者に従うという関係性は、ジョイボーイや「空白の100年」の謎を解き明かす上で、何らかの重要な意味を持っていると考えられます。

今後、モモの助がズニーシャに対してどのような「命令」を下し、それが物語にどのような影響を与えるのか、注目が集まります。

例えば、ズニーシャが再び「開国」を目指すワノ国を守るために力を貸す展開や、あるいは「ラフテル」への道を開くために、その巨体と知識が鍵となる可能性も考えられます。

モモの助とズニーシャの絆は、ワンピースの壮大な物語において、過去と未来を繋ぐ重要な架け橋となるのかもしれません。

ジョイボーイと謎多き存在イムの関係性

イムは、世界政府の最高権力者である五老星すらもひざまずかせる、世界の影の王とも言うべき謎に包まれた存在です。

その姿や能力、目的など、ほとんど全てが不明であり、物語最大の謎の一つとして君臨しています。

このイムと、800年前に存在したジョイボーイとの間には、何らかの深い関係性があったのではないかと考察されています。

最も有力な説の一つは、両者が敵対関係にあったというものです。

ジョイボーイは「空白の100年」において、巨大な王国を率い、後の世界政府となる20の王国の連合軍と戦ったとされています。

イムがその連合軍側の頂点に立つ存在、あるいはジョイボーイの思想と真っ向から対立する理念を持つ者であったならば、両者の間には激しい戦いがあったことでしょう。

イムが虚の玉座に座り、歴史からジョイボーイの名を抹消しようとしているかのような描写は、この敵対説を裏付けているように見えます。

また、イムが冷凍保存された巨大な麦わら帽子を所持しているシーンも描かれており、これがジョイボーイの物であった可能性が指摘されています。

もしそうであれば、イムはジョイボーイを打ち破り、その象徴である麦わら帽子を戦利品として保管しているのかもしれません。

一方で、かつては仲間であった、あるいは近しい関係だったものが、何らかの理由で決裂し、敵対するに至ったのではないかという説も存在します。

例えば、元々は同じ理想を掲げていたものの、その手段や思想の違いから袂を分かち、最終的には敵として対峙することになった、というような展開です。

中には、イムがかつてジョイボーイの王妃であったが、ジョイボーイが人魚姫(ポセイドン)に心移りしたことに怒り、国を滅ぼしたという大胆な考察も存在します。

これは、ジョイボーイが人魚姫に宛てた謝罪文の内容や、イムがしらほし(現代のポセイドン)の写真を切り裂いていた描写などから連想されたものです。

さらに別の視点として、イムがジョイボーイの思想や計画の一部を歪んだ形で引き継いでいる、あるいは利用しようとしている可能性も考えられます。

例えば、ジョイボーイが目指した「世界を一つなぎにする」という理想を、イムは力による支配という形で実現しようとしているのかもしれません。

これらの説はどれも憶測の域を出ませんが、ジョイボーイとイムの関係性は、「空白の100年」の真実や、世界政府が隠蔽してきた歴史の核心に迫る上で、避けては通れない重要な謎です。

ルフィがジョイボーイの意志を継ぐ者としてイムと対峙する時、全ての真相が明らかになるのかもしれません。

鉄の巨人がジョイボーイに謝罪した理由とは?

エッグヘッド編で突如として再起動した古代の鉄の巨人は、その際に「すまない…ジョイボーイ…!!」と謝罪の言葉を発していました。

この鉄の巨人は、200年前にマリージョアを襲撃したとされていますが、その原動力は不明でした。

しかし、今回の再起動と謝罪の言葉から、鉄の巨人がジョイボーイと深い関わりを持っていたこと、そしてジョイボーイに対して何らかの負い目を感じていることが明らかになりました。

では、鉄の巨人はなぜジョイボーイに謝罪したのでしょうか。

現時点で最も有力な考察は、鉄の巨人が過去の戦いにおいて、ジョイボーイの期待に応えられなかった、あるいはジョイボーイを守りきれなかったことに対する謝罪ではないかというものです。

鉄の巨人は、ジョイボーイの時代(約800年前)に作られた古代兵器の一つであった可能性が高いと考えられます。

ジョイボーイが率いた巨大な王国と、後の世界政府となる20の王国の連合軍との間で繰り広げられた大戦において、鉄の巨人もまたジョイボーイと共に戦ったのかもしれません。

しかし、その戦いはジョイボーイ側の敗北に終わったと推測されており、鉄の巨人はその敗戦の責任を感じている、あるいはジョイボーイに何らかの犠牲を強いてしまったことを悔いている可能性があります。

例えば、ジョイボーイが鉄の巨人を守るために命を落とした、あるいは鉄の巨人の動力源が尽きてしまい、肝心な場面でジョイボーイを助けられなかった、といった状況が考えられます。

また、200年前のマリージョア襲撃が、エネルギー切れで失敗に終わったことに対する謝罪である可能性も指摘されています。

もしこの襲撃がジョイボーイの遺志を継ぐための行動であったり、ジョイボーイから託された何らかの使命を果たすためのものであったとしたら、その失敗はジョイボーイへの謝罪に繋がるでしょう。

さらに、ズニーシャが犯したとされる「罪」と鉄の巨人の謝罪が関連している可能性も考えられます。

もしズニーシャと鉄の巨人が共にジョイボーイの仲間であり、何らかの共同作戦で失敗を犯した、あるいはジョイボーイを裏切るような形になってしまったとしたら、その罪悪感が謝罪の言葉として現れたのかもしれません。

鉄の巨人の動力源は「炎」であり、これは「太陽の神ニカ」やルナーリア族とも関連が深い要素です。

エッグヘッドでルフィ(太陽の神ニカ)の「解放のドラム」によって再起動したことから、鉄の巨人は再びジョイボーイ(あるいはその意志を継ぐ者)のために戦う使命を帯びているのかもしれません。

その謝罪は、過去の失敗を乗り越え、今度こそ使命を果たすという決意の表れである可能性も秘めています。

真相はまだ謎に包まれていますが、鉄の巨人の存在と謝罪の言葉は、ジョイボーイの時代の戦いや、古代兵器の役割について、新たな光を当てるものとなりそうです。

ズニーシャの罪とリリィ女王の大失態の関連性

ズニーシャが背負う「罪」と、アラバスタ王国のネフェルタリ家の先々代女王であるリリィが犯したとされる「大失態」。

これら二つの出来事は、どちらも約800年前という、「空白の100年」の直後の時代に起きたとされており、その関連性がファンの間で注目されています。

リリィ女王は、世界政府を創設した20の王のうちの一人でありながら、唯一マリージョアへの移住を拒否し、自国アラバスタへ帰還しようとしました。

しかし、その途中で消息を絶ち、彼女が世界中に「ポーネグリフ」をばら撒いたことが、後に「大失態」として記録されたとされています。

ポーネグリフには「空白の100年」の真実や古代兵器のありかが記されており、世界政府にとっては極めて不都合な情報です。

リリィ女王の行動は、世界政府の支配体制を揺るがしかねないものであったため、「大失態」とされたのでしょう。

では、このリリィ女王の「大失態」とズニーシャの「罪」はどのように繋がるのでしょうか。

一つの可能性として、ズニーシャがリリィ女王のポーネグリフ拡散計画に協力していた、あるいは関与していたのではないかという説があります。

例えば、ズニーシャがその巨体を利用してポーネグリフを各地へ運搬する手助けをしたのかもしれません。

もしそうであれば、世界政府から見ればズニーシャもまたリリィ女王の「共犯者」であり、それが「罪」とされた可能性があります。

また、リリィ女王がDの一族であり、ジョイボーイの意志を継いで行動していた人物だったのではないかという考察も存在します。

もしリリィ女王がジョイボーイと繋がっており、ズニーシャもまたジョイボーイの仲間であったならば、リリィ女王の行動を助けたズニーシャが罰せられるのは自然な流れと言えるかもしれません。

さらに踏み込んだ説として、ズニーシャ自身がリリィ女王そのものである、あるいはリリィ女王の魂が宿っているのではないかという大胆な考察もあります。

これは、ズニーシャが1000年以上生きていることや、高度な知性を持っていること、そして「罪」を背負っているという設定が、何らかの呪いや変身譚を連想させるためです。

もしリリィ女王が何らかの理由で象の姿に変えられ、永遠に歩き続ける罰を受けたとしたら、それがズニーシャの正体である可能性もゼロではないかもしれません。

ただし、これらの説は現時点ではあくまでファンの考察であり、作中で具体的な証拠が示されているわけではありません。

しかし、同じ時代に起きた二つの大きな謎の出来事が、全く無関係であるとは考えにくいでしょう。

ズニーシャの「罪」の真相が明らかになる時、それはリリィ女王の「大失態」の謎、そして「空白の100年」の核心に迫る重要な手がかりとなるはずです。

今後の物語の展開において、この二つの謎がどのように交錯していくのか、非常に興味深いポイントです。

「空白の100年」とズニーシャ、ジョイボーイの謎を考察

「空白の100年」とは、ワンピースの世界において、約900年前から800年前までの、世界の歴史から抹消された100年間のことです。

この期間に何が起こったのか、世界政府はその情報を徹底的に隠蔽しており、研究することすら禁じています。

しかし、この「空白の100年」こそが、ズニーシャやジョイボーイという存在を理解する上で、最も重要な鍵を握る時代であることは間違いありません。

これまでの情報を整理すると、「空白の100年」には以下のような出来事が起こったと推測されます。

時代の出来事(推測)関与した可能性のあるキャラクター・組織
ある巨大な王国の繁栄ジョイボーイ、Dの一族
高度な文明と技術の存在(古代兵器など)巨大な王国の技術者、鉄の巨人など
後の世界政府となる20の王国の連合軍の台頭20の王(ネフェルタリ家リリィ女王も含む)、イム
巨大な王国と連合軍との間の大規模な戦争ジョイボーイ、ズニーシャ、鉄の巨人 vs 連合軍、イム
ジョイボーイ側の敗北と巨大な王国の滅亡
ジョイボーイによるポーネグリフへのメッセージの刻印と未来への希望の託付ジョイボーイ、光月家
世界政府の樹立と歴史の隠蔽20の王(マリージョア移住組)、イム
リリィ女王によるポーネグリフの拡散と「大失態」ネフェルタリ・D・リリィ
ズニーシャの「罪」と罰ズニーシャ

ジョイボーイは、この「空白の100年」の終盤に活躍した人物であり、巨大な王国の王、あるいは中心的な人物であったと考えられます。

彼は「太陽の神ニカ」の能力者として、自由と平等を求める人々の希望の象徴だったのかもしれません。

そしてズニーシャは、そのジョイボーイの仲間として、この時代の大きな動乱に関わっていたのでしょう。

彼らが戦った相手は、現在の世界政府を樹立した20の王国の連合軍であり、その頂点にはイムがいた可能性があります。

戦いの結果、ジョイボーイと巨大な王国は敗北し、歴史からその存在を抹消されました。

しかし、ジョイボーイはポーネグリフという形で自らの意志と真実を未来に託しました。

ズニーシャの「罪」は、この戦いの中での何らかの行為、あるいは敗戦そのものに関連していると考えられます。

例えば、ジョイボーイを守りきれなかったこと、あるいはジョイボーイの理想を実現できなかったことへの責任かもしれません。

あるいは、世界政府側から見て、ジョイボーイに与したこと自体が許されざる「罪」とされた可能性も高いです。

「空白の100年」の真実が明らかになる時、それはすなわち、世界政府が何を隠し、なぜ隠し続けてきたのかという世界の根幹を揺るがす情報が露わになることを意味します。

そして、その真実の中にこそ、ズニーシャが背負う罪の理由、ジョイボーイが果たせなかった約束の内容、そしてイムが何を恐れているのかという、物語最大の謎の答えが隠されているはずです。

ルフィたちがラフテルに到達し、全ての歴史の本文(リオ・ポーネグリフ)を読み解いた時、我々読者もまた、この壮大な歴史の謎の目撃者となるでしょう。

まとめ:ズニーシャとジョイボーイの謎、今後の展開に期待

  • ジョイボーイの名は魚人島のポーネグリフで初登場した
  • ジョイボーイは800年前の「太陽の神ニカ」能力者であった可能性が高い
  • ズニーシャは1000年以上生きる巨大な象でジョイボーイの仲間だった
  • ズニーシャの元ネタはサルバドール・ダリの「宇宙象」説が有力である
  • ズニーシャは過去に何らかの罪を犯し歩き続ける罰を受けている
  • ズニーシャはジョイボーイの再来を待ち続けている
  • モモの助はズニーシャに命令できる特別な力を持つ
  • イムはジョイボーイと敵対関係にあった世界の影の王である可能性が高い
  • 鉄の巨人は過去の失敗をジョイボーイに謝罪したと考えられる
  • ズニーシャの罪とリリィ女王の「大失態」は関連している可能性がある
  • 「空白の100年」の真実が全ての謎を解く鍵である
  • 最大50%ポイント還元!実質半額で漫画が読める!!
  • マンガだけでなく小説やビジネス書なども対象!!
  • 期間:2025年05月23日 (金) 00時00分 ~2025年06月05日 (木) 23時59分(日本時間)
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次