アニメ「ONE PIECE」に登場するシルバーズ・レイリーは、”冥王”の異名を持つ元ロジャー海賊団の副船長です。
圧倒的な強さとカリスマ性で多くのファンを魅了してきたキャラクターですが、「レイリーの声優は誰なのか」「途中で声が変わったのはなぜか」といった疑問を持つ方は少なくありません。
実はレイリーの声優は初代から二代目へと交代しており、その背景にはやむを得ない事情がありました。
さらに、現在の担当声優がワンピース内で複数のキャラクターを兼任しているという驚きの事実もあります。
この記事では、レイリーの声優に関する基本情報から交代の経緯、最新の出演情報、そしてワンピース声優の高齢化問題まで、気になるポイントを網羅的に解説していきます。
レイリーの声優は園部啓一|基本プロフィールと経歴
現在、アニメ「ONE PIECE」でシルバーズ・レイリーの声を担当しているのは、声優の園部啓一さんです。
渋みのある落ち着いた声質が特徴で、レイリーのような貫禄ある老齢キャラクターにぴったりの声優として知られています。
園部啓一のプロフィール|年齢・所属事務所・代表作一覧
園部啓一さんは1960年9月16日生まれで、2026年3月現在は65歳です。
東京都出身で、声優事務所の大手である81プロデュースに所属しています。
以前はウイットプロモーションに在籍していましたが、その後現在の事務所へ移籍しました。
血液型はO型、身長は172cmと公表されています。
主な代表作は以下の通りです。
| 作品名 | 役名 |
|---|---|
| 平成イヌ物語バウ | バウ(主役) |
| ボボボーボ・ボーボボ | ところ天の助 |
| ONE PIECE | シルバーズ・レイリー(2代目)/イガラム/マーズ聖 ほか |
| ちびまる子ちゃん | 野口のじいさん |
| 機動戦士Vガンダム | オリファー・イノエ |
| 鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST | メイスン |
| CLANNAD ~AFTER STORY~ | 店長 |
| 呪術廻戦 死滅回游 | 禪院扇 |
コミカルなキャラクターからシリアスな役まで幅広くこなすベテラン声優であり、アニメだけでなくNHK「きょうの健康」の副音声ナレーションなどテレビ番組のナレーション業でも活躍を続けています。
レイリー役はアニメ第394話から担当している
園部啓一さんがレイリー役を演じ始めたのは、アニメ「ONE PIECE」の第394話からです。
この回はシャボンディ諸島編にあたり、レイリーがコーティング職人として本格的にストーリーに登場する場面でした。
2008年の放送開始以来、現在に至るまで一貫して園部さんがレイリーの声を担当しており、2026年3月時点で声優交代の予定は発表されていません。
レイリーはレギュラーキャラクターではないものの、ルフィの修業時代の回想シーンや頂上戦争編、さらにはエッグヘッド編に至るまで、物語の要所で印象的な登場を果たしています。
園部啓一がワンピースで演じるキャラは他にもいる?
園部啓一さんはワンピース内でレイリー以外にも複数のキャラクターを演じています。
代表的なところでは、アラバスタ編で重要な役割を果たすイガラム、五老星の一人であるマーカス・マーズ聖、さらにマッキンリーやバスカビル、オニグモ、フーシャ村の村長ウープ・スラップなど多数です。
長期放送のアニメでは、登場時期が重ならないキャラクターを同じ声優が担当する兼役は珍しいことではありません。
ただし、園部さんの場合はレイリーとマーズ聖という物語の核心に関わる重要キャラクターを同時に兼任している点が注目されており、ファンの間でも話題になっています。
レイリーの初代声優は誰だったのか
園部啓一さんは二代目のレイリー声優であり、実は初代の担当者が別に存在します。
声が変わったことに気づいたファンもいる一方で、初代の登場場面がごく限られていたため、多くの視聴者にとっては園部さんの声がレイリーの印象として定着しているのが実情です。
初代レイリーを演じた声優とその登場シーン
レイリーの初代声優を務めたのは曽我部和恭さんです。
1948年4月16日生まれ、千葉県船橋市出身の声優で、テアトル・エコーを経て青二プロダクションに所属していました。
曽我部さんがレイリーを演じたのはアニメ第8話の回想シーンのみで、ゴールド・ロジャーの処刑場面にほんの短時間登場したに過ぎません。
そのため、レイリーの声としての印象を強く残す機会は限られていました。
初代声優の代表作と声の特徴
曽我部和恭さんは「パタリロ!」のバンコラン役、「聖闘士星矢」のジェミニのサガ役、「幽☆遊☆白書」の美しい魔闘家鈴木役など、数多くの人気作品に出演した実力派声優でした。
端正で色気のある声質が持ち味で、二枚目キャラクターを演じることが多かったのが特徴です。
1948年生まれというベテランらしい深みのある演技力は、業界内外で高く評価されていました。
若い頃のレイリーと初代声優の声がマッチしていた理由
曽我部和恭さんが演じたのはロジャー海賊団の現役時代、つまりレイリーがまだ若い頃の回想シーンでした。
曽我部さんの持ち味である凛とした二枚目ボイスは、現役バリバリの海賊として活躍していた若きレイリー像と見事にマッチしていたと言えるでしょう。
一方で、シャボンディ諸島編以降に登場する老齢のレイリーには、園部啓一さんの渋く落ち着いた声質がより適していたという見方が一般的です。
年齢を重ねたキャラクターの円熟味を、声の質感そのもので表現できている点が高く評価されています。
レイリーの声優が変わった理由を時系列で解説
「レイリーの声優が変わった」と聞いて気になるのは、やはりその理由でしょう。
声優交代の背景には、避けられない事情がありました。
ここでは時系列に沿って、交代の経緯を詳しく見ていきます。
初代声優の引退と逝去が交代の背景にある
レイリーの声優が変わった最大の理由は、初代を務めた曽我部和恭さんの引退と逝去です。
曽我部さんは2000年頃に声優業を一時引退しており、その後2006年9月17日に58歳で亡くなりました。
レイリーがアニメ本編に本格登場するシャボンディ諸島編が放送されたのは2008年であり、曽我部さんの逝去から約2年後のことでした。
つまり、レイリーが物語の重要キャラクターとして活躍し始めるタイミングでは、すでに初代声優が担当できない状況にあったのです。
二代目に園部啓一が選ばれた経緯とは
園部啓一さんが二代目レイリーに起用された詳細な選考過程は公式に明かされていません。
ただし、園部さんはすでにワンピースでイガラム役や五老星役を務めており、作品との関わりが深い声優でした。
老齢キャラクターに説得力を持たせる渋い声質と、長期作品での信頼関係が、起用の大きな要因になったと考えられています。
結果として、園部さんは2008年の登場以来、約18年にわたりレイリーの声を一貫して担当し続けています。
声優交代に対するファンの反応と現在の評価
レイリーの声優交代については、ファンから否定的な反応はほとんど見られません。
最大の理由は、初代の曽我部和恭さんがレイリーを演じたのが第8話の回想シーンのみという極めて短い出番だったことです。
大半の視聴者にとって「レイリーの声=園部啓一さん」という認識が自然に定着しています。
ファンコミュニティでも、レイリーのような高齢キャラクターに園部さんの声は「よく合っている」と評価する声が大多数です。
レイリーは「敬いたいオヤジキャラクターランキング」で1位に選ばれた実績もあり、キャラクターとしての魅力と声優の演技が一体となって高い人気を支えています。
園部啓一はレイリーと五老星マーズ聖を兼任している
園部啓一さんがワンピースで複数のキャラクターを兼役していることは前述の通りですが、特に注目すべきはレイリーと五老星マーカス・マーズ聖の兼任です。
物語が最終章に突入したことで、この兼役がファンの間で改めて意識されるようになりました。
ワンピース内で同じ声優が複数キャラを演じる事情
アニメ「ONE PIECE」は1999年の放送開始から25年以上続く超長寿番組です。
登場キャラクターの総数は膨大であり、すべてに異なる声優を配置することは現実的に困難な面があります。
そのため、出番の時期が重ならないキャラクター同士であれば同一声優が兼役を務めるのが通例となっています。
園部啓一さんに限らず、ワンピースでは多くのベテラン声優が複数のキャラクターを演じ分けています。
レイリーとマーズ聖が同時に登場する可能性はあるのか
物語の最終章が進行する中で、レイリーとマーズ聖がストーリー上で直接対峙する展開が今後訪れる可能性は否定できません。
仮に両者が同一シーン内で会話するような場面があった場合、同じ声優が二役を同時に演じる必要が出てきます。
技術的には録音を分けて対応することが可能なため、制作上の大きな障害にはならないと考えられます。
ただし、視聴者が声の類似性に違和感を覚えるリスクはあり、その際にどのような対応がなされるかは注目ポイントの一つです。
イガラムやフーシャ村村長も同じ声優という驚きの事実
園部啓一さんがワンピースで兼任しているキャラクターは、レイリーとマーズ聖だけではありません。
アラバスタ王国の護衛隊長イガラム、ルフィの故郷であるフーシャ村の村長ウープ・スラップ、海軍のオニグモ、司法の島のバスカビルなど、実に多くのキャラクターを一人で担当しています。
キャラクターごとに声のトーンや話し方を巧みに変えているため、同一声優だと気づかないファンも多いようです。
これこそがベテラン声優の演技力を示すわかりやすい例と言えるでしょう。
園部啓一の最新出演情報【2026年版】
園部啓一さんは65歳を迎えた現在も精力的に活動を続けています。
2025年から2026年にかけては、ワンピース以外の話題作への出演でも注目を集めました。
呪術廻戦で禪院扇役を好演し話題に
2026年1月に放送が始まった「呪術廻戦」第3期「死滅回游 前編」で、園部啓一さんは禪院扇(ぜんいん おうぎ)役として出演しています。
特に第51話では、娘である禪院真希との壮絶な死闘シーンが描かれ、大きな反響を呼びました。
園部さんの冷酷ながらも威厳のある演技が、禪院扇というキャラクターの不気味な存在感を際立たせていたと多くの視聴者から評価されています。
SNS上では「レイリーと同じ声優だとは思えない」「ところ天の助の声優がこんなシリアスな役を」といった驚きの声が多数見られました。
ワンピース エッグヘッド編でマーズ聖の出番が急増中
アニメ「ONE PIECE」のエッグヘッド編では、五老星がメインの敵として本格的に参戦しました。
園部啓一さんが演じるマーカス・マーズ聖は、五老星の一人として妖鳥「以津真天」の姿に変身し、圧倒的な力で暴れ回っています。
これまで五老星は物語の裏側で暗躍する存在でしたが、エッグヘッド編以降は前線に立つ場面が増えたことで、園部さんの出番も大幅に増加しました。
レイリー役だけでなくマーズ聖役としてもワンピースの最終章を支える重要な声優となっています。
ナレーション業でも活躍を続けている
園部啓一さんの活動領域はアニメだけにとどまりません。
NHK「きょうの健康」の副音声ナレーションや、NHKスペシャル「映像の世紀バタフライエフェクト」のナレーションなど、テレビ番組でも安定した活躍を見せています。
落ち着いた語り口はドキュメンタリー番組との相性が良く、声優としてのキャリアの幅広さを物語っています。
アニメファン以外の層にも、園部さんの声を耳にしている人は少なくないはずです。
ワンピース声優の高齢化問題とレイリー役の今後
アニメ「ONE PIECE」は放送開始から四半世紀を超え、声優陣の高齢化が避けられない課題となっています。
レイリー役の今後についても、この文脈で考える必要があるでしょう。
麦わらの一味の声優交代が相次いでいる背景
近年、ワンピースでは主要キャラクターの声優交代が立て続けに発生しています。
2024年6月にはサボ役の古谷徹さんが降板し、後任に入野自由さんが起用されました。
同年12月にはフランキー役の矢尾一樹さんが約19年にわたる担当を終えて卒業を発表し、2025年4月からは木村昴さんが後を引き継いでいます。
矢尾さん本人は「理想とするフランキーとの間に溝ができた」と交代理由を語っており、声の変化や加齢による影響が背景にあると一般的に考えられています。
ルフィ役の田中真弓さんが70歳、ジンベエ役の宝亀克寿さんが78歳前後と、麦わらの一味を演じる声優陣の年齢は着実に上がっており、今後さらなる交代が起きる可能性は常に議論されています。
レイリー役の声優が今後交代する可能性はあるのか
2026年3月時点で、園部啓一さんのレイリー役降板に関する公式発表は一切ありません。
園部さんは65歳で、麦わらの一味の声優陣と比較すると年齢的にはまだ中間に位置しています。
加えて、レイリーは毎週出番があるレギュラーキャラクターではなく、物語の要所でスポット的に登場する役柄です。
そのため、毎回のレコーディングが求められるレギュラーキャラクターと比べると、体力面での負担は相対的に小さいと言えます。
ただし、ワンピースの最終章が佳境に向かうにつれて、レイリーの再登場頻度が高まる可能性は十分にあります。
その場合でも、呪術廻戦やナレーション業で精力的に活動を続けている現状を見る限り、すぐに交代が必要になる状況にはないと考えられるでしょう。
Netflix実写版でレイリーが登場するのはいつになる?
Netflix実写版「ONE PIECE」のシーズン2は2026年3月10日から配信が始まります。
シーズン2の内容はドラム王国編やアラバスタ編を中心としており、レイリーが登場する予定は発表されていません。
原作の流れに沿えば、レイリーが本格登場するのはシャボンディ諸島編にあたるため、実写版での出番はシーズン4以降になると推測されています。
実写版でレイリーを演じる俳優のキャスティングは未発表であり、今後のシーズン更新に合わせた発表が期待されるところです。
実写版では日本語吹き替え版にアニメ版の声優が起用されるケースが多く、レイリーの吹き替えに園部啓一さんが起用されるかどうかも注目されています。
レイリーの声優に関するよくある質問
レイリーの声優について調べると、似た名前のキャラクターとの混同や、他作品のキャラクターとの関連で疑問を持つ方が少なくありません。
ここでは、よく寄せられる質問にまとめてお答えします。
レイリーとライリー(インサイド・ヘッド)の声優は別人?
はい、まったくの別人です。
ディズニー&ピクサー映画「インサイド・ヘッド」シリーズの主人公ライリー・アンダーセンは、1作目の日本語吹き替えを伊集院茉衣さん、2作目を横溝菜帆さんが担当しています。
「レイリー」と「ライリー」はカタカナ表記が似ているため検索結果が混在しやすいですが、ワンピースのシルバーズ・レイリー(園部啓一さん)とは作品も声優もまったく異なります。
チェインクロニクルのレイリーの声優は誰が担当している?
スマートフォン向けRPG「チェインクロニクル」に登場するキャラクター「レイリー」の声優は内田彩さんです。
内田彩さんは「ラブライブ!」の南ことり役などで知られる人気女性声優であり、ワンピースのレイリーとは完全に別のキャラクターとなります。
2021年にはSSRバージョンの新レイリーが実装されるなど、ゲーム内でも人気の高いキャラクターです。
同じ「レイリー」という名前でも作品が異なれば声優も異なるため、検索時には作品名を併せて入力することをおすすめします。
レイリーの声優は変わった?最新の交代情報まとめ
レイリーの声優は過去に一度だけ交代しています。
初代の曽我部和恭さんから二代目の園部啓一さんへの交代であり、理由は初代声優の引退および逝去です。
園部啓一さんが担当するようになった2008年以降、再度の声優交代は行われておらず、2026年3月現在も園部さんが引き続きレイリーを演じています。
今後の交代に関する公式発表も一切出ていないため、当面は園部啓一さんのレイリーが続くと見て間違いないでしょう。
| 担当時期 | 声優名 | 担当エピソード |
|---|---|---|
| 初代(1999年頃) | 曽我部和恭 | 第8話(回想シーンのみ) |
| 2代目(2008年〜現在) | 園部啓一 | 第394話以降すべて |
まとめ:レイリーの声優に関する情報を総まとめ
- シルバーズ・レイリーの現在の声優は園部啓一であり、2008年の第394話から担当している
- 初代の声優は曽我部和恭で、第8話の回想シーンのみに出演した
- 声優が変わった理由は、初代の曽我部和恭が2000年頃に引退し2006年に逝去したためである
- 園部啓一はワンピース内でレイリーの他にイガラム、五老星マーズ聖、村長など多数のキャラクターを兼任している
- 若い頃のレイリーには曽我部和恭の二枚目ボイス、老齢のレイリーには園部啓一の渋い声質がそれぞれ合っていると評価されている
- 2026年1月放送の呪術廻戦では禪院扇役を好演し、演技の幅広さが改めて注目された
- エッグヘッド編でマーズ聖の出番が増加したことで、園部啓一のワンピースにおける重要度がさらに高まっている
- 2026年3月時点でレイリー役の声優交代に関する公式発表は存在しない
- Netflix実写版でレイリーが登場するのはシーズン4以降と推測されており、キャストは未発表である
- インサイド・ヘッドのライリーやチェインクロニクルのレイリーとは声優が異なるため混同に注意が必要である
