「終末のワルキューレ」は、神々と人類最強の英傑たちが繰り広げるタイマンバトルを描いた大人気漫画です。
数多くの魅力的な神々が登場する中で、本編ではわずかな登場ながらも、スピンオフ作品「終末のワルキューレ禁伝 神々の黙示録」で圧倒的な強さを見せつけ、注目を集めているキャラクターがいます。
その名は、インド神界の雷神・インドラです。
この記事では、インドラがどのような神なのか、その元ネタとなった神話から、作中での強さや活躍、読者からの評価や今後の考察に至るまで、あらゆる情報を網羅して徹底的に解説していきます。
「終末のワルキューレ」本編はもちろん、スピンオフを読んでインドラのファンになった方も、これから読む方も、この記事を読めばインドラの魅力がより深く理解できるでしょう。
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終末のワルキューレにおけるインドラの基本情報
インド神界の雷神で蛇殺拳「ヴリトラハン」
インドラは、インド神話における雷神であり、神々の王として知られる非常に高名な神です。
この設定は「終末のワルキューレ」の世界でも踏襲されており、彼はインド神界でも屈指の実力者として描かれています。
作中でインドラは「蛇殺拳『ヴリトラハン』」という異名を持っています。
これは、インド神話において彼が成し遂げた最大の功績の一つに由来するものです。
神話では、世界中の水を堰き止めて干ばつを引き起こした巨大な蛇(竜)の怪物「ヴリトラ」を、インドラが雷の武器「ヴァジュラ」を用いて打ち倒したとされています。
この勝利によって、彼は「ヴリトラを殺す者(ヴリトラハン)」という英雄的な称号を得ました。
作中の異名はこの神話的背景を色濃く反映しており、インドラが単なる雷神ではなく、神話的な怪物を屠るほどの戦闘能力を持つことを示唆しています。
また、仏教においては帝釈天(たいしゃくてん)として知られ、仏法を守護する強力な神としても崇められています。
このように、インドラはアジアの広範な地域で知られる偉大な神であり、その背景を知ることで「終末のワルキューレ」での彼のキャラクター造形の深さをより一層感じることができるでしょう。
本編ではシヴァの回想シーンで登場
「終末のワルキューレ」本編において、インドラの初登場は第5回戦「雷電為右衛門 vs シヴァ」の最中でした。
この戦いでは、インド神界の破壊神シヴァが、いかにして1116柱の神々の頂点に立ったのか、その過去が詳細に描かれました。
インドラは、その回想シーンに登場する神の一人です。
シヴァは親友であるルドラと共に「インド神界の天辺に立つ」という目標を掲げ、数々の強神たちに戦いを挑んでいきました。
その過程で対峙したのが、雷神インドラでした。
作中の描写では、シヴァの相棒であるルドラがインドラと戦い、「印度版風神雷神対決」と称されるほどの激闘を繰り広げたことが示唆されています。
この時点では、インドラの戦闘シーンが具体的に描かれることはなく、シルエットや雰囲気から「イケメンで強そうな神がいる」という印象を読者に与えるに留まりました。
しかし、インド神話の最高神の一角である彼の登場は、ファンの間で大きな話題となり、「いつか彼の戦いが見たい」という期待感を高める重要な役割を果たしたのです。
このわずかな登場が、後のスピンオフ作品での主役級の活躍への壮大な布石となっていたと言えるでしょう。
スピンオフ「神々の黙示録」では主要キャラ
本編では謎多き存在だったインドラですが、スピンオフ作品「終末のワルキューレ禁伝 神々の黙示録」では、物語の中心を担う主要キャラクターの一人として描かれています。
このスピンオフは、本編の「神VS人類最終闘争(ラグナロク)」が始まる前、神側の代表闘士の最後の1枠を巡って、ゼウスによって選ばれなかった神々が最強を競うトーナメント「神VS神最強決定トーナメント(アポカリプス)」の物語です。
インドラは、このアポカリプスに出場する16柱の強神の一人としてエントリーしています。
本編の回想シーンだけではうかがい知ることのできなかった彼の性格や戦闘スタイル、そして圧倒的な強さが、この作品で余すところなく描かれることになります。
「神々の黙示録」において、インドラは他の出場神とは異なり「外天界神(アウターゴッズ)」という特殊なカテゴリには属していないようです。
これは、彼が天界の秩序の中にありながらも、規格外の強さを持つ存在であることを示唆しています。
読者からは「本編で戦う姿が見たかった」という声が多く上がっていただけに、スピンオフでの彼の活躍は、まさに待望の展開と言えるでしょう。
クールな見た目で読者からの人気も高い
インドラは、その圧倒的な強さだけでなく、クールで洗練されたビジュアルも相まって、読者から非常に高い人気を獲得しています。
本編での初登場時から、そのスタイリッシュな佇まいは注目を集めており、「イケキャラの雰囲気」と評されていました。
スピンオフ「神々の黙示録」で本格的に登場すると、その人気はさらに加速します。
鍛え上げられた筋肉質な肉体、胸から腕にかけて刻まれた特徴的な模様、そして何事にも動じないかのような自信に満ちた表情は、多くの読者を魅了しました。
実際に、漫画アプリのコメント欄やSNSでは、以下のような声が多数見受けられます。
- 「インドラ本編で出た時めちゃくちゃ強そうで戦って欲しかったから出場してて嬉しい」
- 「インドラカッコいいから闘うとこ見たかったんよね!」
これらのコメントからも、彼の登場を待ち望んでいたファンがいかに多かったかがわかります。
強さと美しさを兼ね備えたキャラクターは「終末のワルキューレ」の世界でも数多く存在しますが、インドラはその中でも特に、王者の風格とミステリアスな魅力を併せ持つ存在として、独自のポジションを確立していると言えるでしょう。
終末のワルキューレでのインドラの強さと活躍
雷速のカウンター「雷迅神拳(ヴァジュラ)」
インドラの強さを象徴するのが、彼の必殺技である「雷迅神拳(ヴァジュラ)」です。
これは、単なる攻撃技ではなく、防御と攻撃が一体となった究極のカウンター技と言えます。
この技の最大の特徴は、相手の攻撃を「電気信号」で事前に察知する能力にあります。
相手の動きを先読みするメカニズム
多くのバトル漫画では、相手の殺気や筋肉の動きを読んで攻撃を予測しますが、インドラはそれを超越し、相手の身体に流れる微弱な電気信号そのものを捉えます。
これにより、相手が攻撃の意思を固め、脳から筋肉へ指令が伝わる瞬間を完璧に読み取ることが可能です。
そのため、相手が動き出すよりも早く、インドラは迎撃態勢を整えることができるのです。
神速の迎撃
「雷迅神拳(ヴァジュラ)」の真髄は、その絶対的な速度にあります。
相手の攻撃を先読みした上で、文字通り雷のような速さでカウンターを叩き込みます。
スピンオフ「神々の黙示録」では、完全に背後から奇襲を仕掛けた青龍に対して、刃が届くよりも早く振り返り、顔面に拳をめり込ませるという離れ業を披露しました。
後出しでありながら、相手の攻撃が届く前に自身の攻撃を命中させる、まさに神速の迎撃です。
この技は先制攻撃としても強力であり、インドラを格闘戦で攻略することはほぼ不可能と言っても過言ではないでしょう。
技名の「ヴァジュラ」は、前述の通りインド神話で彼が用いた武器の名に由来しており、彼の神としての権能が色濃く反映された技となっています。
多対一の戦闘を得意とし四神を圧倒
インドラの戦闘能力は、1対1のタイマンだけでなく、複数人を相手取る集団戦において、さらにその真価を発揮します。
スピンオフ「神々の黙示録」では、その驚異的な実力が遺憾なく示されました。
アポカリプストーナメントの一回戦を前に、インドラは「天界仕事人」の異名を持つ暗殺集団「四神」に襲撃されます。
朱雀を除く青龍、玄武、白虎の三柱が、インドラを試合前に潰そうと同時に襲いかかりましたが、インドラはこれを全く問題にしませんでした。
彼は余裕綽々の態度で三柱の猛攻を全て捌ききり、逆に無傷で彼らを戦闘不能に近い状態にまで追い込みます。
この圧倒的な強さの背景には、彼が育ったインド神界の過酷な環境があります。
インドラ自身の言葉によれば、かつてのインド神界は「裏切り、不意打ち、集団暴行、闇討ち、騙し討ち、なんでもあり」の弱肉強食の世界でした。
そのような世界で生き抜き、神々の王にまで上り詰めた経験が、彼に多対一の戦闘における卓越した技術と状況判断能力を植え付けたのです。
相手が何人であろうと、あらゆる角度からの攻撃を「雷迅神拳(ヴァジュラ)」で察知し、的確に迎撃するインドラにとって、数の有利は意味をなさないのかもしれません。
このエピソードは、インドラが単なる武人ではなく、修羅場をくぐり抜けてきた歴戦の猛者であることを強く印象付けました。
「神々の黙示録」では朱雀と対戦
「神々の黙示録」におけるインドラの一回戦の相手は、中国の神であり、四神の頭でもある朱雀です。
この対戦は、試合開始前から波乱の展開を見せました。
当初、朱雀は正面からの戦いを避け、部下である青龍、玄武、白虎にインドラを襲撃させ、不戦勝を狙うという卑劣な手段を取りました。
しかし、インドラがその三柱を赤子の手をひねるように一蹴したことで、計画は頓挫します。
自ら姿を現した朱雀は、インドラの噂以上の強さを認め、「だからこそ、だからこそ私はお前と戦わなければならない」と宣言し、正々堂々としたタイマンでの勝負を望みました。
強者との戦いを通じてでしか、このトーナメントを勝ち抜くことはできないと判断したのです。
こうして、インド神界の雷神と中国神界の暗殺神という、全く異なる背景と能力を持つ二人の対決が実現しました。
朱雀は「緋漣幽鳴剣」という、使い手の意志に応じて自在に姿を変える秘宝を武器とします。
対するインドラは、自身の肉体と雷速の拳技「雷迅神拳(ヴァジュラ)」が武器です。
変幻自在の剣と、全てを見切り迎撃する神速の拳。
どちらが相手を上回るのか、トーナメント屈指の好カードとして、読者の注目を集めています。
本編ラグナロクへの再登場も考察される?
スピンオフで圧倒的な存在感を見せているインドラだけに、ファンの間では「本編のラグナロクに再登場するのではないか?」という考察が盛んに行われています。
この考察には、いくつかの根拠が存在します。
神側の欠員
最も大きな理由は、神側の出場闘士に欠員が出ていることです。
第6回戦で、仏教の開祖・釈迦が神側を裏切り、人類側として出場しました。
これにより、神側の出場枠が一つ空くという異例の事態が発生しています。
この空いた枠を埋めるために、アポカリプスの優勝者、あるいはインドラが抜擢されるのではないか、という見方が有力です。
アポカリプスの勝者の処遇
「神々の黙示録」の冒頭では、アポカリプスの勝者に「神代表、最後の座を渡そう」とゼウスが語っています。
しかし、本編のラグナロクでは、ゼウス自身がその最後の枠(あるいはそれ以前の枠)で出場しているため、話に矛盾が生じます。
このことから、ファンの間では以下のような様々な説が飛び交っています。
- 「優勝者がゼウスと戦い、敗北したためゼウスが出場した」
- 「優勝者が何らかの理由で出場できなくなり、代役としてゼウスが出た」
- 「優勝者は、釈迦の裏切りによる欠員補充の予備戦力として控えている」
どの説が真実かはまだ分かりませんが、インドラほどの人気と実力を兼ね備えたキャラクターが、スピンオフだけで終わるとは考えにくく、何らかの形で本編に絡んでくる可能性は非常に高いと言えるでしょう。
彼の今後の動向から目が離せません。
まとめ:終末のワルキューレにおけるインドラの魅力と今後の考察
- インドラはインド神話の雷神であり、仏教の帝釈天が元ネタである
- 作中では「蛇殺拳『ヴリトラハン』」の異名を持つ
- 本編ではシヴァの過去回想にのみ登場した
- スピンオフ『神々の黙示録』では主要な出場神として活躍する
- 雷速のカウンター技「雷迅神拳(ヴァジュラ)」を操る
- 複数人との戦闘を得意とし、四神の3柱を圧倒した
- アポカリプス一回戦では中国の神・朱雀と対戦する
- クールな容姿と圧倒的な強さから読者に人気が高い
- 本編ラグナロクの欠員補充として再登場する可能性が考察されている
- 今後の活躍が最も期待される神の一柱である
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