『終末のワルキューレ』ロキとブリュンヒルデの関係を徹底解説!

神々と人類の存亡を賭けたタイマン勝負を描く大人気漫画『終末のワルキューレ』。

数多くの魅力的なキャラクターが登場しますが、中でも北欧神話のトリックスター「ロキ」と、ラグナロクの仕掛け人であるワルキューレの長姉「ブリュンヒルデ」の関係性は、物語の重要な鍵を握っています。

ロキがブリュンヒルデを好きなのか、彼女の彼氏は誰なのか、そしてラグナロクで敵対する二人の関係はどうなっていくのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、原作漫画や関連情報を元に、『終末のワルキューレ』におけるロキとブリュンヒルDEの関係を、過去の因縁から現在の対立まで徹底的に解説していきます。

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目次

『終末のワルキューレ』ロキとブリュンヒルデの複雑な関係

ロキはブリュンヒルデが好き?歪んだ愛情の始まり

結論から言うと、『終末のワルキューレ』においてロキはブリュンヒルデに対して、一方的で非常に歪んだ愛情を抱いています。

もはや「好き」という言葉だけでは表現しきれない、執着ともいえる重い感情です。

二人の関係が始まったのは、ロキが今のような飄々とした性格になる前のことでした。

当時のロキは、誰もが畏怖するほど禍々しいオーラを放つ、刺青だらけの不良のような姿をしていました。

ある日、ワルキューレ姉妹が果物で遊んでいるところに遭遇したロキは、その遊びに巻き込まれてしまいます。

そして、一人のワルキューレが投げたスイカが顔面に直撃するかと思いきや、ロキはそれを皮ごと平らげ、種だけをきれいに吐き出してみせました。

姉妹たちが恐怖に震えながら謝罪する中、そのワルキューレだけは「ロキ様って、面白い方なんですね…」とくすくすと笑ったのです。

彼女こそが、若き日のブリュンヒルデでした。

その無垢な笑顔に、ロキは一瞬で心を奪われます。

この出来事をきっかけに、ロキのすべては変わりました。

尖っていた雰囲気は一変し、ブリュンヒルデの笑顔を見たいがために、道化を演じ、悪戯を繰り返すようになったのです。

他の神々から呆れられようと、怒られようと、ただひたすらに彼女を笑わせること、彼女の気を引くことがロキの生きがいとなりました。

しかし、その想いは純粋な恋心から次第にエスカレートしていきます。

自室にはブリュンヒルデを模した等身大の人形を作り、その髪をとかしながら「僕はずっと前からこんなに君の事が好きなのに…」と語りかけるなど、その行動はもはやストーカーの領域に達しています。

彼の歪んだ愛情は、物語に大きな影を落としていくことになるのです。

嫉妬から?ロキがジークフリートを陥れた過去

ロキの純粋だった想いが、決定的に歪んでしまった原因は、ブリュンヒルデの恋人「ジークフリート」の存在でした。

結論として、ロキはブリュンヒルデへの嫉妬心から、ジークフリートを卑劣な罠にはめて投獄に追い込みました。

これは、ブリュンヒルデの笑顔を独占したいという歪んだ欲望が引き起こした、最悪の裏切り行為です。

ブリュンヒルデを喜ばせようと花を摘んでいたロキは、偶然にも彼女がジークフリートと親密にしている場面を目撃してしまいます。

ジークフリートから贈られた髪飾りを手に、心からの笑顔を見せるブリュンヒルデ。

その光景は、ロキにとって耐え難いものでした。

自分の知らないところで二人が愛を育んでいた事実に気づかされたロキは、絶望と激しい嫉妬に駆られます。

そして、彼は自身の変身能力を使って、最悪の行動を起こすのです。

ロキはジークフリートに変身し、彼にドラゴン「ファーブニル」を殺害したという無実の罪を着せました。

これによりジークフリートはその場で逮捕され、オーディンの策略も絡んで奈落(タルタロス)へと幽閉されてしまいます。

邪魔者はいなくなったと喜ぶロキでしたが、その代償はあまりにも大きいものでした。

傷心のブリュンヒルデに優しく寄り添うふりをして近づいたロキでしたが、彼女はすぐにジークフリートを陥れた張本人がロキであることに気づきます。

愛する人を貶められたブリュンヒルデの瞳から、かつてロキに向けられた温かい光は完全に消え失せ、凍てつくような冷たいまなざしへと変わってしまいました。

それ以来、ロキがどれだけおどけてみせても、ブリュンヒルデが彼に笑顔を見せることは二度とありませんでした。

自らの行いで、最も見たかったはずの笑顔を永遠に奪ってしまったのです。

終末のワルキューレでブリュンヒルデの彼氏はジークフリート

作中での描写から、ブリュンヒルデが深く愛している相手、つまり彼女の彼氏は英雄「ジークフリート」で間違いありません。

二人の関係は、ロキの嫉妬劇の引き金となっただけでなく、ブリュンヒルデがラグナロクを引き起こした最大の動機にも繋がっています。

前述の通り、ロキはブリュンヒルデがジークフリートと手を繋いで歩いたり、彼からのプレゼントを喜んで受け取ったりする姿を目撃しています。

これらの描写は、二人が相思相愛の恋人同士であったことを明確に示しています。

ジークフリートがロキの策略によって奈落に幽閉された後も、ブリュンヒルデの彼への想いは揺らぐことがありません。

むしろ、彼を救出することが彼女の行動原理の根幹を成していると考えられます。

神々との最終闘争であるラグナロクという、あまりにも壮大な計画を企てたのも、表向きは「人類救済」を掲げながら、その真の目的はオーディンの支配からジークフリートを解放することにある可能性が非常に高いです。

ちなみに、元ネタである北欧神話の叙事詩『ヴォルスンガ・サガ』や、ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』においても、ブリュンヒルデと英雄シグルズ(ジークフリート)は、悲劇的な運命に翻弄される恋人として描かれています。

『終末のワルキューレ』でも、この神話の関係性をベースに、オリジナルの物語が展開されていると言えるでしょう。

悪戯小僧(トリックスター)ロキの基本プロフィール

ここで、物語の重要人物であるロキの基本的なプロフィールと能力についておさらいしておきましょう。

ロキは、神々の中でも特に狡猾でトリッキーな存在として描かれています。

項目詳細
出身北欧神話
キャッチコピー神界最凶の悪戯小僧(トリックスター)
武器増殖する指輪(アンドヴァラナウト)
能力道化師の環(ヘイムスクリングラ)
CV(声優)松岡 禎丞

ロキの戦闘スタイルは、彼の性格をそのまま反映したかのように変幻自在です。

普段は変身能力でオーディンなどをからかう悪戯好きな青年ですが、その本質は戦闘狂の一面を隠し持っています。

ゼウスからはその強さを「異質」、北欧最強の戦士であるトールからは「無貌の暗殺者」と評されるほど、その実力は計り知れません。

彼の能力の真価は、「道化師の環(ヘイムスクリングラ)」にあります。

これは、一度触れたものを記憶し、自在に複製(コピー)する力です。

物や人、さらには神さえも再現可能で、第11回戦ではオーディンやトールといった最強クラスの神々を複製し、軍勢として使役しました。

神器「増殖する指輪(アンドヴァラナウト)」を併用すれば、その複製数を無限に増やすことも可能です。

一見すると単純な物量作戦に見えますが、それぞれの個体の能力値を自在に調整できるなど、非常に厄介な能力と言えます。

ラグナロクで敵対するロキとブリュンヒルデの関係

ブリュンヒルデの目的と謎多き人物像

『終末のワルキューレ』の主人公でありながら、ブリュンヒルデは最も謎に包まれたキャラクターの一人です。

彼女の真の目的は、物語が進むにつれて少しずつ明らかになってきましたが、まだ多くの謎を残しています。

結論として、ブリュンヒルデの目的は、表向きの「人類救済」の裏に、「恋人ジークフリートの救出」という私的な動機が隠されている可能性が極めて高いです。

彼女がラグナロクを提案した張本人であることは、単に人類を想う気持ちだけでは説明がつかない部分が多くあります。

例えば、第1話の時点でトールから「何を企んでいる?」と問われ、露骨にはぐらかすシーンがありました。

また、試合に敗れたヘラクレスの遺影の前で、「すべてが終わったらそちらに参ります」と、自らの死をも覚悟しているかのような発言をしています。

これは、ラグナロクという壮大な計画が、彼女自身の命をも賭した、極めて個人的な悲願達成のためのものであることを示唆しています。

釈迦からも度々意味深な言葉を投げかけられており、彼女が何かを隠していることは疑いようがありません。

普段は冷静沈着で凛とした佇まいを見せるブリュンヒルデですが、時には顔の形相が変わるほどの「顔芸」を披露し、激しい怒りや憎しみを露わにします。

特に神々に対しては辛辣で、ゼウスを「戦闘変態嗜虐愛好神(エロジジイ)」呼ばわりするなど、その憎悪は並々ならぬものがあります。

人類救済という大義と、ジークフリート救出という私情。

この二つを両立させるため、彼女はワルキューレの姉妹たちの命さえも駒として使う非情な覚悟を決めているのです。

ラグナロクでの二人の現在の立ち位置と確執

過去に深い因縁を持つロキとブリュンヒルデですが、ラグナロクの舞台では、その関係は完全に「敵対」するものとなります。

ロキは神側の闘士として、ブリュンヒルデは人類側を率いるリーダーとして、互いに譲れない戦いに身を投じています。

この対立は、第11回戦で決定的なものとなりました。

ブリュンヒルデは、神側の闘士を探していたロキの元へ自ら赴き、「第11回戦の闘士として出てほしい」と直接依頼します。

これは、かつて自分を裏切った男に対して、人類の代表として間接的に「死」を宣告するに等しい行為でした。

その真意を悟ったロキは、「ボクを殺す気なんだね?」と、普段の飄々とした態度からは想像もできないほど、深く傷ついた表情を見せます。

彼にとって、愛する人から直接殺意を向けられることは、何よりも辛いことだったでしょう。

しかし、それでもなお彼は出場を承諾します。

その理由は、負けなければ彼女を手に入れられるかもしれないという、どこまでも歪んだ執着心からでした。

「負けないから」と宣言し立ち去るロキの背中を見送るブリュンヒルデも、どこか心苦しそうな表情を浮かべていました。

恋愛対象として見ていないとはいえ、過去の深い縁から、彼を死地に追いやることに罪悪感を感じていたのかもしれません。

こうして、愛憎渦巻く二人の関係は、ラグナロクという壮絶な舞台で、互いの存亡を賭けた直接対決へと発展していくのです。

終末のワルキューレでのロキの対戦相手は誰か

ラグナロク第11回戦におけるロキの対戦相手は、人類側から選出された伝説の狙撃手「シモ・ヘイヘ」です。

「白い死神」の異名で恐れられた、フィンランドの国民的英雄です。

ここで、第10回戦までのラグナロクの戦績を振り返ってみましょう。

試合人類側代表神側代表勝敗
1回戦呂布奉先トール
2回戦アダムゼウス
3回戦佐々木小次郎ポセイドン
4回戦ジャック・ザ・リッパーヘラクレス
5回戦雷電為右衛門シヴァ
6回戦釈迦零福→波旬
7回戦始皇帝ハデス
8回戦ニコラ・テスラベルゼブブ
9回戦レオニダスアポロン
10回戦沖田総司スサノヲノミコト

第10回戦が終了した時点で、人類5勝、神5勝と、まさに互角の戦いが繰り広げられています。

そんな中始まった第11回戦は、変幻自在の能力で場をかき乱す「悪戯小僧(トリックスター)」ロキと、気配を絶ち一撃必殺を狙う「静かなる暗殺者」シモ・ヘイヘという、非常に対照的な組み合わせとなりました。

神出鬼没のロキに対して、シモ・ヘイヘがどのように対応するのか、そしてロキは最強の狙撃手から逃げ切ることができるのか、予測不能な戦いが展開されています。

終末のワルキューレでロキは死亡するのか【ネタバレ】

読者が最も気になっているであろう、「ロキは死亡するのか?」という点についてですが、結論から言うと2025年7月時点の最新話では、まだ勝敗はついておらず、ロキの死亡は確定していません。

しかし、戦況は極めて緊迫しており、どちらが倒れてもおかしくない状況です。

第11回戦の戦いは、ロキが自身の複製能力を駆使してシモ・ヘイヘを翻弄する展開で始まりました。

オーディンやトールといった神々のコピーを生み出し、物量で圧倒しようとしますが、シモ・ヘイヘは冷静にそれらを撃破していきます。

戦いの最中、ロキはこれまで隠していた能力を次々と明らかにします。

ロキの新たな能力

  • 偽りの神影(フヴェズルング):自身のコピーを作り出す。
  • 九界の覗き穴(ニウヘイマルアルガ):作り出したコピーの視界を共有する。
  • 回生の門(エンドゥリーヴァ):作り出したコピーの場所へ転移する。

これらの能力を組み合わせ、シモ・ヘイヘの死角から攻撃を仕掛けますが、逆にシモ・ヘイヘの狙撃によって心臓を撃ち抜かれ、致命傷を負ってしまいます。

誰もがロキの敗北を確信したその時、ロキは最後の策に出ます。

彼は自らの「死にかけの身体」を最大の囮とし、シモ・ヘイヘが油断した一瞬を狙って、背後から本物のロキが襲いかかるという、命がけの奇襲を仕掛けました。

まさに狡知の神らしい、執念深い戦法です。

この一撃が勝敗を決するのか、それともシモ・ヘイヘがこれを切り抜けるのか。

物語はクライマックスを迎えており、今後の展開から目が離せません。

まとめ:『終末のワルキューレ』ロキとブリュンヒルデの関係性の核心

  • ロキはブリュンヒルデに一方的な好意を寄せている
  • ブリュンヒルデの想い人は英雄ジークフリートである
  • ロキは嫉妬からジークフリートを陥れ、ブリュンヒルデに嫌われた
  • ロキの愛情は人形を作るなどストーカーレベルに歪んでいる
  • ブリュンヒルデのラグナロク開催の真の目的はジークフリート救出の可能性がある
  • ラグナロクではロキは神側、ブリュンヒルデは人類側として敵対している
  • ロキはブリュンヒルデの依頼で第11回戦に出場する
  • ロキの対戦相手は人類最強の狙撃手シモ・ヘイヘである
  • ロキは多彩な複製能力を駆使して戦う
  • 2025年7月現在、ロキの死亡は確定しておらず勝敗は不明である
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