人気漫画『ワンパンマン』に登場するニガムシは、初登場時の印象から「実は良い先輩なのでは?」と読者の間で評価が大きく変わったキャラクターです。
一見すると嫌味な先輩ですが、彼の行動を追っていくと、後輩思いで面倒見の良い一面が次々と明らかになります。
この記事では、そんなニガムシの基本プロフィールから、彼の魅力である「良い先輩」と言われる理由、作中での活躍、担当声優の情報まで、あらゆる情報を網羅的に解説します。
ニガムシの人間味あふれる魅力を知ることで、ワンパンマンの世界がさらに楽しめるようになるでしょう。
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『ワンパンマン』のニガムシとは?基本プロフィールを紹介
ニガムシの正体はバングの元・二番弟子
ニガムシは、S級ヒーロー・シルバーファングことバングが師範を務める「流水岩砕拳」の道場の元・門下生です。
かつては(自称)二番弟子として修行に励んでいましたが、一番弟子だったガロウが道場で大暴れし、門下生たちを再起不能にした事件をきっかけに、他の多くの門下生と共に道場を去りました。
その後は独立し、「ニガムシ流拳法」の師範を名乗っています。
年齢は20歳!強面の見た目とのギャップ
ニガムシの年齢は、作中で20歳であることが明かされています。
強面でいかにもベテランといった風貌をしているため、初見で実年齢を知ると多くの人が驚きます。
この見た目と若さのギャップも、彼のキャラクターを印象付ける要素の一つです。
作中でもおっさん呼ばわりされることを気にするなど、年相応の一面をのぞかせることがあります。
武術大会での強さと実力はどのくらい?
ニガムシは自身の流派を立ち上げるだけの実力は持っていますが、トップクラスの武術家と比較するとまだまだ発展途上です。
スーパーファイトでは、プロレスラーのジャクメンを相手に絞め技で見事に一本勝ちを収めました。
一方で、主人公サイタマ(チャランコとして出場)との対戦では一撃でKO負けを喫しています。
また、本人は短足であることを気にしており、足技が苦手という明確な弱点も持っています。
ニガムシは実は良い先輩?初登場とのギャップがすごい
初登場時は嫌な先輩?チャランコ(サイタマ)への態度
ニガムシが初めて登場したのは、スーパーファイトの会場でした。
この時の彼は、後輩であるチャランコ(に変装したサイタマ)に対し、「俺が二番弟子だった頃は、お前のような不真面目な奴は気絶するまで締め上げてやった」といった趣旨の発言をするなど、典型的な体育会系の嫌な先輩として描かれています。
この第一印象から、多くの読者は彼を単なる嫌味なキャラクターだと認識しました。
面倒見の良さがわかる!世話焼きな先輩エピソード集
しかし、物語が進むにつれてニガムシの印象は180度変わります。
彼は実は非常に面倒見が良く、後輩思いな一面を随所に見せ始めます。
- 入場に遅れそうなチャランコ(サイタマ)をわざわざ迎えに行く
- 帯が 제대로結べていないのを見て「まだ結べないのか」と言いながらも締め直してあげる
- 他の選手に「素人」と馬鹿にされた際に「こいつも流水岩砕拳の門下生だ」と庇う
- 試合前に緊張で震えながらも、後輩からの質問には丁寧に答える
これらの行動から、彼の不器用ながらも優しい人柄が伝わってきます。
破門されたガロウとの関係性は?垣間見える優しさ
ニガムシの懐の深さが最もよく表れているのが、破門された元凶であるガロウとの関係性です。
道場を半壊させ、同門の仲間を病院送りにしたガロウに対し、他の誰もが腫れ物に触るように接する中、ニガムシだけは違いました。
「ここ拭きが甘いぞ極地〜」と軽口を叩いたり、「お前のせいで門下生いなくなったんだからな、稼いでこいよ」と肩を組んだりと、全く壁を作らずに接する姿は、彼のメンタルの強さと優しさを示しています。
原作(ONE版)でのガロウの孤立ぶりを考えると、村田版におけるニガムシの存在は、ガロウが精神的な救いを得る上で非常に大きな役割を果たしていると言えるでしょう。
読者の評価・感想まとめ「ギャップに惚れる」「良い奴」
初登場時の印象から一転、次々と明らかになる人間味あふれる行動によって、ニガムシは読者から絶大な支持を得ています。
ネットの掲示板や感想ブログでは、「ただの良い奴」「ギャップが良い」「好きになっちゃうからやめろ」といった好意的な意見が多数見られます。
最初は嫌な先輩だと思わせておいて、実は面倒見が良く、根は真面目というキャラクター造形が、多くの読者の心を掴んでいるのです。
アニメ版ニガムシの声優は誰?
担当声優は山本格(やまもといたる)さん
アニメ『ワンパンマン』でニガムシの声を担当したのは、声優の山本格(やまもと いたる)さんです。
ニガムシの強面な見た目と、時折見せる気の小さい部分を見事に演じ分け、キャラクターの魅力を引き出しました。
山本格さんの主な出演作品
山本格さんはニガムシ役以外にも、数多くの人気アニメに出演されています。
以下に代表的な出演作品をまとめました。
作品名 | 役名 |
---|---|
Re:ゼロから始める異世界生活 | トン(ガストン) |
転生したらスライムだった件 | ベルヤード |
ゴールデンカムイ | 妓夫太郎 |
はたらく細胞 | 腸炎ビブリオ |
かぐや様は告らせたい | 校長 |
【重要】契約解除と廃業について
山本格さんは、2024年9月14日付で所属事務所アイムエンタープライズとのマネジメント契約が解除され、声優業を廃業したことが発表されました。
事務所の発表によると「重大な契約違反が認められたため」とのことです。
これにより、今後の作品でニガムシが登場する場合、声優が変更されることになります。
ニガムシの作中での活躍と名シーン
武術大会編でのサイタマとの絡みが面白い
ニガムシの魅力が最も発揮されたのが、スーパーファイト編です。
彼はチャランコに変装したサイタマを本物の後輩だと信じ込み、世話を焼いたり心配したりします。
しかし、試合ではサイタマに一撃で倒されてしまうというコミカルな展開が描かれました。
強面ながらも根は小心者で、後輩思いという彼の人間性が凝縮された名シーンと言えるでしょう。
ガロウを送り出す火打ち石のシーンは必見
道場に戻ってきたガロウがアルバイトに出かける際、ニガムシは「ガンバれ〜」と言いながら火打ち石をカチカチと鳴らして彼の厄除けをします。
一度は道場を破滅させた相手に対して、何の蟠りもなく幸運を祈るこの行動は、ニガムシの器の大きさと優しさを象徴するシーンとして、多くのファンの心に残っています。
怪人出現後の病院での武人としての意地
スーパーファイト会場が怪人に襲撃され、病院送りになったニガムシですが、彼の武人としての魂は折れていませんでした。
他のヒーローたちが現場に向かう中、「我々にも武人としての意地があるぞ」と立ち上がろうとします。
結局、ゴウケツとの遭遇の恐怖がフラッシュバックして足がすくんでしまいますが、それでもヒーローとして、武人として何とかしようとする姿勢は、彼の根底にある正義感を感じさせます。
もっと知りたい!ワンパンマン ニガムシの豆知識
ニガムシがチャランコの正体に気づかなかった理由は近眼?
ニガムシがサイタマをチャランコだと信じ込んでしまったのには、明確な理由があります。
彼は普段メガネをかけているほどの近眼で、武術大会中はコンタクトレンズなども着けずに裸眼でいたため、人の顔をはっきりと判別できなかったのです。
単なるギャグシーンに見えますが、彼のキャラクター性を補強するしっかりとした設定に基づいています。
初期プロットでは本当に嫌な奴だった?
『ワンパンマン』は、Web連載版から単行本化される際にストーリーが加筆・修正されることが多く、ニガムシもその恩恵を受けたキャラクターの一人です。
初期の構想では、現在描かれているような良い先輩としての側面はなく、より単純に嫌なキャラクターとして描かれる予定だったことが示唆されています。
作者陣によるキャラクターの深掘りが、ニガムシをこれほど魅力的な人物にしたと言えるでしょう。
ニガムシ流拳法の特徴と弱点
ニガムシが興した「ニガムシ流拳法」は、スーパーファイトでの戦い方から、投げ技や寝技、締め技といった組み技を主体とする武術だと推測されます。
彼自身が「足技は苦手」と公言している通り、打撃、特に蹴り技は不得手なようです。
これは彼の短足という身体的特徴に起因する弱点であり、その点を自覚しているからこそ、得意な組み技を磨いているのかもしれません。
まとめ:ワンパンマンのニガムシは不器用だけど愛される名脇役
- ニガムシはバングの道場「流水岩砕拳」の元・二番弟子である
- 見た目は強面だが、実は20歳の青年である
- 初登場時は嫌な先輩だったが、実は非常に面倒見が良い
- 道場を壊したガロウにも分け隔てなく接する懐の深さを持つ
- アニメ版の声優は山本格(やまもといたる)さんであった
- 山本格さんは2024年9月に声優業を廃業している
- 試合前に緊張で震えるなど、メンタルが弱い一面もある
- 近眼のため、メガネを外すと人の顔を判別できない
- 初期プロットから加筆修正を経て、キャラクター性が豊かになった
- 読者からはそのギャップと人間味から「良い奴」と高く評価されている
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